COST & WORK

防犯カメラの設置費用と工事
見積もり前に知りたい基本

防犯カメラの価格を調べると、数万円の本体から、工事を含む数十万円のシステムまで幅があります。違いを生むのは、カメラの性能だけではありません。見積もりに含まれる範囲が異なるためです。

  • 総額で見る本体だけでなく、録画機・配線・設定・継続費用まで確認します
  • 条件をそろえる台数だけでなく、目的・撮影範囲・録画・工事条件をそろえて比べます
  • 対象外を確認する標準工事、追加工事、保証・保守の範囲を契約前に確認します

設置費用は、この6つの合計で決まります

  1. カメラ本体台数、屋内外、夜間性能
  2. 録画・表示録画機、HDD、モニター、クラウド
  3. 取付・配線配線距離、高さ、部材、防水
  4. 電源・通信電源、PoE、ルーター、回線
  5. 設定・引き渡し録画設定、画角調整、操作説明
  6. 保証・保守保証期間、点検、月額

本体価格だけを見て比べると、後から録画機や配線の費用が加わって総額が変わります。

ホーム防犯カメラの基礎知識費用・工事・保守

FIRST OF ALL

設置費用は、
台数だけでは
決まりません。

同じ2台でも、映したい対象、設置する位置、必要な録画期間、配線の経路、電源や通信の状況、初期設定の範囲が違えば、必要な機器と工事は変わります。

「1台いくら」という単価だけでは、録画機やHDDを含むのか、工事費が入っているのか、屋内か屋外かが分かりません。単価ではなく、必要な機器と工事を含む総額で比べます。

参考価格と正式な見積もりの違い

参考価格は、標準的な条件での目安です。建物の状況は一軒ずつ違うため、正式な金額は現地を確認したうえでの見積もりになります。

あさあけセキュリティの参考価格

防犯カメラ 基本設置プラン
  • モニター一体型録画機
  • 防犯カメラ 2台
  • 標準工事費込み

10万円〜

設置場所、配線距離、建物の構造、使用する機器などにより料金は変動します。税の扱い、標準工事に含まれる配線距離や設置高さ、保証の範囲といった詳しい条件は、お問い合わせ時と現地確認のうえでご案内します。

BREAKDOWN

設置費用の内訳

見積書に「一式」とだけ書かれている場合は、どの区分が含まれているかを確認します。

撮影

主な内容
カメラ、レンズ、取付金具
見積もりで確認すること
台数、屋内外、夜間性能、保証

録画

主な内容
レコーダー、HDD、SDカード、クラウド
見積もりで確認すること
保存期間、接続できる台数、月額

表示・閲覧

主な内容
モニター、アプリ、PC設定
見積もりで確認すること
何台まで、どの端末、設定費

工事

主な内容
取付、配線、配管、穴あけ、防水
見積もりで確認すること
距離、高さ、仕上げ、追加条件

電源・通信

主な内容
電源、PoE、ルーター、回線
見積もりで確認すること
既存設備を使えるか、新設の有無

引き渡し

主な内容
画角調整、録画・再生試験、操作説明
見積もりで確認すること
どこまで工事費に含まれるか

継続

主な内容
クラウド、保守、点検、修理
見積もりで確認すること
月額・年額、対象、契約期間

8 FACTORS

費用を
左右する
主な条件

  1. 01
    カメラの台数と必要な映像

    全体を見る映像と、人物・車両の特徴を確認する映像では必要な性能が違います。

  2. 02
    屋内か屋外か

    屋外では耐候性のある機器、配線の保護、防水処理が必要になります。

  3. 03
    夜間・逆光などの機能

    必要な映像に対して過不足がないかで判断します。

  4. 04
    録画期間と保存方法

    保存日数が長いほど容量が必要になり、クラウドを使えば月額が発生します。

  5. 05
    録画機までの配線距離

    距離が長いほど部材と作業が増えます。

  6. 06
    建物の構造と材質

    壁・天井・柱の材質や構造によって、取付方法と作業内容が変わります。

  7. 07
    電源・ネットワーク環境

    近くに使える電源や回線があるかで工事の範囲が変わります。

  8. 08
    既存設備を流用できるか

    配線や録画機を使えれば費用を抑えられる場合があります。

「高性能だからよい」ではなく、必要な映像に対して過不足がないかを軸に考えます。機器そのものの選び方は目的に合うカメラ・録画機の選び方、設置位置は設置場所と配置の決め方、保存期間は録画期間と保存方法の決め方で解説しています。

EXTRA WORK

追加費用が生じやすい工事

これらが必ず追加になるとは限りません。標準工事に含まれる範囲は事業者やプランごとに異なります。

高所作業

脚立で届かない高さでは、足場や高所作業車が必要になる場合があります。

長距離配線・隠蔽配線

距離が長いほど部材と作業が増えます。壁内や天井裏を通す場合は経路の確認が必要です。

硬い壁の貫通

コンクリートなどの貫通は、専用の工具と作業時間が必要になります。

屋外の防水・防錆処理

接続部の防水や、金具の防錆処理が必要になります。

支柱の新設・地中配線

取り付ける構造物がない場所では、支柱の設置や地中への配線が必要になります。

電源・通信の新設

近くに電源や回線がない場合、新設や改修が必要になります。

既設機器の撤去・処分

古い機器の取り外し、処分、記録媒体の扱いを確認します。

時間外・複数日の工事

営業時間外の作業や、複数日に分かれる工事では条件が変わります。

見積書では、この3つの区分を確認します

標準に含まれるプランで決められた範囲の取付・配線・設定
条件により追加高所、長距離配線、壁貫通、電源新設など
別途確認・対象外電気工事、通信契約、既設撤去、保守契約など

自分の建物で必要な工事項目を確認したい方は、現地調査をご相談ください。台数や機種が決まっていない段階でも構いません。

建物に合う費用と工事を相談する

FLOW

現地調査から設置工事・引き渡しまでの流れ

防犯カメラの工事は、カメラを壁へ固定するだけではありません。配線の保護、防水、電源・通信、録画設定、時刻、再生、画角の確認までが含まれます。

  1. 01目的と確認したい映像を整理する

    何を、どの距離・時間帯で確認したいかを伺います。

  2. 02設置位置、配線、電源、通信を確認する

    現地で建物の状況と経路を確認します。

  3. 03機器構成と工事内容を見積もる

    必要な機器と工事の範囲をご説明します。

  4. 04取付・配線・防水処理を行う

    配線を保護し、雨水の侵入を防ぎ、風や振動で向きが変わりにくいよう固定します。

  5. 05録画・時刻・遠隔確認を設定する

    録画設定と時刻を合わせ、必要に応じて遠隔確認を設定します。

  6. 06実際の画角と映像を確認する

    昼夜の映り方と、録画・再生を確認します。

  7. 07操作方法と連絡先を確認して引き渡す

    操作方法をご案内し、連絡先をお伝えします。

工事にかかる時間は、台数、配線距離、設置する高さ、建物の構造、電源、設定内容によって変わります。

建物・工事条件による違い

戸建てで2台

外壁、配線経路、録画機の置き場所、スマートフォン確認の有無

店舗・事務所

台数、営業時間、天井配線、モニター、閲覧する端末

工場・倉庫

長距離配線、高所、屋外、照明、ネットワーク、録画容量

交換・増設

既存の規格、配線の状態、録画機の空き、撤去、データ

自治会

支柱、電源、通信、表示、補助制度、保守体制

事業所や自治会は、複数台、長い保存期間、管理者、表示、保守などが必要になりやすい傾向があります。ただし「法人だから必ず高額」とは限らず、現場の条件によります。

COMPARE

見積書で比較したい項目

各社へ同じ条件を伝える

見積もりを比べる前に、各社へ同じ条件を伝えます。条件が違えば、総額を並べても比較になりません。

  • 守りたい場所と、確認したい対象(人物、車両、全体の状況)
  • カメラの設置を検討している位置と、おおよその台数
  • 必要な録画期間
  • 映像を見る場所(現地モニター、PC、スマートフォン)
  • 既存の防犯カメラ、配線、録画機の有無
  • 屋内か屋外か、設置したいおおよその高さ
  • 使える電源とインターネット環境
  • 希望する予算の範囲

見積書で比べる項目

総額が安くても、必要な機器や工事が含まれていなければ比較になりません。

  • 機器の型番・台数・仕様
  • 録画日数の前提
  • 配線距離・配線方法・使用する部材
  • 標準工事と追加工事の区分
  • 税、出張費、運搬費
  • 月額費用と契約期間
  • 機器保証と工事保証
  • 故障時の対応と費用
  • 既設機器の撤去・廃棄・データ処理

SAVING

必要な性能を落とさず、無駄な費用を減らす考え方

見直せる可能性がある項目

  • 先に守りたい場所と必要な映像を決める
  • 台数を増やす前に、配置と画角を見直す
  • 既存の配線・モニター・ネットワークを確認する
  • 将来の増設を考えて録画機や配線を選ぶ
  • 必要な録画期間から容量を決める
  • 初期費用と数年間の継続費用を分けて比べる
  • 補助制度は契約・着工前に確認する

削減を優先しない項目

  • 必要な人物・車両を確認できる画角
  • 屋外配線の保護と防水
  • 安全な固定
  • 録画・再生・時刻の確認
  • アカウントとパスワードの設定
  • 操作説明
  • 故障時の連絡先と保証条件

「一番安い構成」を目標にすると、必要な映像が残らないことがあります。

補助制度は契約・着工前に確認する

市町や年度によって、防犯カメラの設置に関する補助制度が設けられる場合があります。四日市市の令和8年度制度では自治会等を対象に設置・修繕への補助が案内されていますが、新設分の申請期限は2026年7月31日で、2026年8月1日の確認時点では受付期限を過ぎています。修繕分は予算上限に達し次第、受付終了と案内されています。

対象となる団体、対象経費、申請期限、撮影場所、合意形成などの条件は制度ごとに異なり、契約・着工前の申請が必要なこともあります。期限内でも予算により終了する場合があるため、必ず最新の公式情報をご確認ください。市町ごとの窓口は三重県内の対応地域と補助制度のページに記載しています。

DIYと専門業者への依頼は何が違う?

DIYが候補になりやすいのは、屋内で、手の届く高さに、既存のコンセントを使って設置し、配線距離も短い場合です。本体を購入する前に、電源が近くにあるか、通信が届くか、取り付けたい場所に固定できるかを確認しておくと、購入後に使えないという事態を避けられます。

専門業者への相談を検討したい条件

  • 高所
  • 屋外・防水処理
  • 壁の貫通
  • 長距離配線
  • 電源工事
  • 支柱・地中配線
  • 複数台・複数拠点
  • 長期間の録画
  • 設置後の保守が必要

AFTER INSTALL

設置後にかかる費用と点検・交換

電気代、通信費、クラウド録画の月額、保守契約などが構成によって発生します。

点検で見るところ

レンズの汚れ、画角のずれ、時刻のずれ、録画されているか、通知が届くかを定期的に確認します。

交換の考え方

日本防犯設備協会は、防犯カメラ設備について定期的な保守点検が必要であることを示し、設置後6〜7年を目安にした計画的な交換を案内しています。ただしこれは推奨の目安であり、すべての機器が同じ年数で故障するという意味ではありません。高温、多湿、塩害、屋外といった設置環境や稼働状況によって劣化の条件は変わります。

保証と保守契約は同じではない

保証は、決められた期間内の不具合に対応するものです。保守契約は、定期点検や優先的な対応などを継続して受けるためのものです。どちらがどこまで対応するのかを、契約前に確認します。

「何年もつか」は、次の4つを分けて確認します

メーカー保証期間不具合時に無償修理などを受けられる期間
補修部品の保有期間メーカーが交換部品を持っている期間
法定耐用年数会計・税務上の考え方。物理的な寿命ではありません
実際の使用可能期間設置環境と稼働状況によって変わります

ネットワークにつなぐ機器では、ソフトウェアの更新やサポートの終了時期も確認します。サポートが終了した機器を使い続ける場合の備えと、交換の予算も考えておきます。安全な運用については防犯カメラとプライバシーで解説しています。

CHECKLIST

設置前の
費用・工事
チェックリスト

すべて決まっていなくても問題ありません。分からない項目が、現地調査で確認すべきポイントになります。

目的と機器

  • 何を、どの距離・時間帯で確認したいか
  • カメラの台数と役割
  • 録画期間と確認方法
  • スマートフォン確認の有無

工事条件

  • 屋内か屋外か
  • 設置する高さ
  • 壁・天井・柱の材質
  • カメラから録画機までの配線経路
  • 電源と通信
  • 穴あけ、支柱、地中配線の有無
  • 既設機器の撤去・流用

見積もり

  • 税込みか税別か
  • 標準工事の範囲
  • 追加になる条件
  • 月額費用
  • 保証・保守
  • 工事後の設定・説明
  • 見積もりの有効期限

参考:公益社団法人 日本防犯設備協会「防犯カメラ設備の買い替え時期の目安」(PDF)四日市市「令和8年度 四日市市防犯カメラ設置等事業補助金について」/2026年8月1日確認

FAQ

費用と工事のよくある質問

Q防犯カメラ1台の設置費用はいくらですか?

Aカメラ本体だけか、録画機・配線・設定を含むかで金額が変わります。屋内か屋外か、設置する高さ、配線距離、壁の材質、電源・通信環境によっても変わります。1台あたりの単価ではなく、必要な機器と工事を含む総額でお見積もりします。

Q「標準工事費込み」とは何ですか?

A一般には、決められた範囲の取付・配線・設定などを指します。ただし、含まれる高さ、配線距離、部材、穴あけの扱いは、事業者やプランによって異なります。見積書で、標準に含まれるものと追加になる条件を確認します。

Q屋外へ設置すると費用が高くなりますか?

A屋外では、防水・防塵性能のある機器、配線の保護、防水処理、高所での作業が必要になる場合があります。ただし、軒下かどうか、既存の配線があるかどうかでも工事内容は変わるため、屋外という理由だけで一律の金額にはなりません。

QWi-Fiカメラなら工事費はかかりませんか?

A映像の通信が無線でも、電源、取付、通信状態の確認が必要な機器があります。充電式や太陽光式の場合も、稼働時間、日照、通信、録画方法、電池の交換などを確認します。「無線だから工事は不要」とは限りません。

Q追加費用が発生しやすいのはどのような工事ですか?

A高所作業、長距離配線、隠蔽配線、壁の貫通、支柱の新設、地中配線、電源の新設、既設機器の撤去などが代表的です。ただし標準工事の範囲は事業者ごとに異なるため、契約前に見積書で確認します。

Q防犯カメラの工事は何時間かかりますか?

A台数、配線距離、設置する高さ、建物の構造、電源、設定内容によって変わるため、一律の時間はお伝えできません。現地を確認したうえで、おおよその所要時間と工事日程をご案内します。

Q見積もりは何社か比較したほうがよいですか?

A比較する場合は、台数だけでなく、機器の型番、録画期間、配線方法、設定、保証、月額、追加工事の条件をそろえます。総額が安くても、必要な機器や工事が含まれていなければ単純には比較できません。

Q設置後にも費用はかかりますか?

A構成によって、電気代、通信費、クラウド録画の月額、点検、保守、修理、部品の交換などが発生します。月額の有無、保証期間、故障時の費用、更新の考え方を契約前に確認します。

Q防犯カメラは何年で交換しますか?

A機器、設置環境、稼働状況、部品の供給、ソフトウェアのサポート状況によって異なります。日本防犯設備協会は設置後6〜7年を目安にした計画的な交換を案内していますが、すべての機器が同じ年数で故障するという意味ではありません。映像、録画、時刻、部品やサポートの状況を点検して判断します。

Q自治会の防犯カメラに補助金は使えますか?

A市町や年度によって制度が設けられる場合があります。対象となる団体、対象経費、申請期限、撮影場所、合意形成などの条件が異なり、契約・着工前の申請が必要なこともあります。期限内でも予算により終了する場合があるため、必ず最新の公式情報をご確認ください。

CONTACT

工事条件と正式な費用を、
現地で確認します。

防犯カメラの費用は、台数だけでなく、設置する高さ、配線経路、電源、録画方法によって変わります。あさあけセキュリティでは、守りたい場所と建物の状況を確認し、必要な機器と工事内容を整理してお見積もりします。台数や機種が決まっていない段階でもご相談いただけます。現地調査・お見積もりは無料です。

現地調査・見積もりを相談する 059-261-6890電話/FAX

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